ブログ Blog

2022.02.21

指導に必要なもの


こんにちは、進学塾プログレスです。
今日は先生側の意見・考えをなんとなく書いていこうと思います。


人に何かを教えるというのは本当に畏れ多いことであると、常々自分に言い聞かせています。もし何か間違ったことを教えてしまったら、その人のその後の人生にも影響を与えてしまうことに成り兼ねないからです。


で、今日の話の中心は「他人に指導するのに必要なもの」とは何か。
私は二つのものが必要だと考えております。


一つは「コミュニケーション能力」。
分かり易く話す。相手の疑問を読み解く。話し易い空気作りをする。多くのことをまとめて「コミュニケーション能力」と言います。


二つ目は「辛抱強さ」。
相手が分かっていないことを理解させるには、相当なエネルギーが必要です。辛抱強く相手の目線に立って、色々な方向から理解を深めていくという忍耐力は必要不可欠です。


日々ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながら「指導」をしていると、やがて「この生徒はこの先〇〇の単元でつまづいてしまうかも」とか「〇〇の授業で、この生徒は理解してるフリをしているだけだな」と内面が見えてきたり、予測出来たりするようになってきます。


そういった際に、講師は「辛抱強く」「コミュニケーション」を取りながら疑問を解決していく必要があるのです。


物事を教える方法というのは決して一遍通りのやり方ではなく、生徒さんが100人いれば100通りの適切な指導方法があります。難しいことですが、それこそが「勉強を教える」というお仕事のやりがいにあたる部分じゃなかなと、日々考えています。
カテゴリ:つぶやき

- CafeLog -