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2022.10.22

「管理が必要なレベル」と「自主性に任せるべきレベル」

こんにちは、進学塾プログレスです。

今日はちょっと難しくて真面目な話で、しかもグイっと踏み込んでいきます。


懇談などで保護者様とお話していると「もっと課題を与えてください」という意見や「うちは本人に任せています」という意見をお聞きします。

確かに教育においては、大きく分けて上記の二つの意見に集約されていくと思います。
要は『厳しく管理する』と『自主性に任せる』の二択です。

それはどちらも正解なのですが、それぞれの教育方針に適している「レベル」というものがあります。

例えば、小さい頃から宿題や学習する癖がしっかりご家庭でなされており、「勉強することは(しんどくても)当たり前」という意識が根付いているご家庭(生徒さん)の場合。
この場合は少しずつ手を離していき、最終的には『自主性に任せて』大丈夫でしょう。

反対に平均点が取れていない、言われないと机に向かえない生徒さんのご家庭の場合。
こちらは自主性に任せると何もしません。ゆえに厳しく『管理してあげる』必要があります。


まとめると、早い段階から『学習教育』の優先順位を高めているご家庭ほど、子供任せ(自主性を尊重する)に出来る段階に移行し易いということです。

ただ、そういう『管理』が必要な生徒さん、ご家庭は非常に多いと思います。
学校や塾などを利用して、相談・連携しながらお子様にあった指導方法などを上手く導き出してあげることが、やがては自立した学習に繋がっていくのです。
カテゴリ:学習について

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